指導者

神戸港震災メモリアルパーク

1995年1月17日、淡路島北部を震源としたマグニチュード7.3の地震が発生しました。所謂、阪神淡路大震災です。

この年神戸に本拠地を置くオリックス・ブルーウェーブはユニフォームの右袖に「頑張ろうKOBE」のワッペンを付けて、復興のシンボルとして優勝という目標を掲げチーム一丸となって戦い見事にリーグ優勝を遂げました。被災地とともに戦ったオリックスは神戸の人々に大きな感動を与えたことは言うまでもありません。

この時の中心選手が前年に史上初の200本安打を達成したイチロー選手です。1991年に入団したイチロー選手は地元の中日が志望でしたがドラフト4位でオリックスが獲得しました。中日は打者よりも投手としての選手とみており細身のイチロー選手を才能なしと見たようです。後に星野仙一監督が「まさかこんな打者になるとは思わなかった。見る目がなかった」と悔やんだそうですが!

野球をプレイする写真

野球に興味のない人たちでもイチロー選手を知らない人はいないと思われるくらいの選手ですが、入団と同時に活躍したわけではありません。ある程度以上の数字は残しましたが、一軍と二軍を行ったり来たりしました。二軍ではイチロー選手独特の振り子打法は評価されませんでした。

1994年登録ネームをイチローと変更、このシーズンから招聘された仰木彬監督がイチロー選手の才能を見抜き一軍に定着、一軍打撃コーチの新井宏昌氏とも馬が合い才能を開花させました。その後の活躍はご存じの通りです。

そしてこの一月に日米両国の野球殿堂入りを果たしました。特に米国での殿堂入りは満票に一票たりずしかもアジア人としては初めてといった快挙でした。イチロー選手の才能もさることながら、それを見抜いた仰木監督という指導者も2004年殿堂入りを果たしています。

1月20日トランプ政権が発足しました。そして一週間の間に30超の大統領令を次々と実行に移し大幅な政策転換を進めています。これは八年前、一期目の政権時に最初の三か月で署名した数を上回っています。地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱をはじめとして、メキシコとカナダに対する25%の関税、中国に対する10%の追加関税、内政では不法移民対策、そして多様性などの理念を推進するバイデン前政権の政策も撤回するようです。

大統領令のサイン

1月29日に起きたワシントン近郊における旅客機とヘリが空中衝突した事件においては「FAAが多様性を重視する人材採用を実施していたことが、安全性の問題につながったかもしれない」と発言、バイデン政権の政策を否定する発言となっています。今後この指導者の下米国はそして世界はどこへ向かうのでしょうか?

指導者といえばフジTVの日枝相談役周辺揺れています。フジTVといえば過っては俺たちひょうきん族、笑っていいとも、時代劇では鬼平犯科帳等テレビ界に君臨していましたがいまや見る影もないほどのテレビ局となってしまいました。そして今回の中居さん事件です。指導者の資質を疑われるような事件です。部下の才能を見出し育て上げる指導者が米国でもフジテレビでも現われないものでしょうか?