国旗

2024年 パリオリンピック

パリオリンピックが始まりました。さすがに日本のお家芸である柔道はメダルラッシュでしたが、唯一阿部詩選手が敗れたのは予想外でした。やはり世界の壁は厚かったようです。

オリンピックの表彰台では国旗と国歌がつきものですが正式な国旗のない国もあります。日本のメディアでは主にテレビでは「イギリス」、新聞では「英国」と呼ばれている国は、実は4つの国と地域が集まった連合王国です。イングランド、ウェールズ、スコットランドそして北アイルランドで正式名称はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国です。この北アイルランドには正式な国旗がありません。北アイルランド以外には正式な国旗がありますがオリンピックではユニオンフラッグが国旗として使用されています。

ところでオリンピックのサッカーにイギリスは参加していませんが、ワールドカップにはイングランドが参加しています。白地に赤の十字の旗です。過ってはイギリスとしてオリンピック参加しており優勝もしていますが、国ごとにサッカー協会があるため難しいらしいです。もったいない話ですね。

英国サッカー

日本の国旗日の丸は聖徳太子の「日出ずる国」の言葉に由来しているようです。源平合戦で勝者の源氏が白地に赤丸を旗印とし、その後武士の棟梁が源氏出身といったことから武家の間で使用されることになりましたが、1853年11月に日本船の総印として使用したことが始まりです。赤は博愛と活力、白は神聖と純潔を意味するといわれています。

7月13日、ペンシルベニア州パトラーで選挙集会中のトランプ前大統領が狙撃されました。本人は耳のケガだけで済みましたが、巻き添えで死者が一人出ました。それにしても、米国のSPの反応の速さには驚かされますが、トランプ氏自身の反応も早かったです。日本とは格段の違いです。やはり銃社会ですから日ごろから危機に対する構え、訓練が違うのでしょうか?

史上もっとも有名な報道写真の一つに「硫黄島の星条旗」というものがあります。5人の米国海兵隊員と一人の米国海軍兵が激戦地であった硫黄島の摺鉢山の上に星条旗を立てる姿を撮影したもので、皆さんも一度は見たことがあると思います。

硫黄島の全景

硫黄島

トランプ氏がSPに抱えられこぶしを突き上げて退場するとき、そのこぶしの先には星条旗がはためいていました。演出ではないでしょうが、これほど国旗が上手に使われるとは!トランプ氏の運の強さには感心します。ただでさえ衰えを感じさせていたバイデン大統領に対して、米国とトランプ氏の強さを象徴した一場面でした。接戦中のポイントはこれでトランプ氏優勢に変わりましたが民主党も党を挙げて挽回に、11月の選挙戦は?そして星条旗をバックに宣誓をするのは誰でしょうか?