12月8日は開戦記念日でした。ご存知のように日本が米国に対して無謀な戦争を仕掛けた日です。そのころの日本人男子の平均身長は156cm、それに対して米国人は171cm
でした。この体格差を跳ね返し初期の戦が勝てたのは日本の航空技術が米国より進歩していたからと言われています。
そもそも日本人は肉を食べることが少なくそれに対して米国人は肉ばかり食していた様に思われますが、実は西部劇によく出てくるように豆が主食でした。豆は畑の牛肉と言われるように非常にたんぱく質の多い食物です。
筋肉を作るプロテインは大豆成分の物が最も一般的ですが、取りすぎて運動をしないと単なるデブになるので気を付けてください。実際体格が大きくなったのは、冷蔵庫、スーパーマーケット、さらに牛乳の紙パックが流行してから、日本で言えば1980年代のプロ野球ドラフトで180cmの選手が当たり前になった頃からです。
戦後の日本プロ野球は長嶋選手から始まったと言っても過言ではありません。その後
王選手が登場しプロ野球はナイターといった和製英語が登場するほど盛んになりました。長嶋選手も、王選手も米国で通用すると言われましたが、実際獲得の話はありませんでした。
日本のプロ選手で最初にMLBに入団したのは、野茂英雄選手です。彼のMLBにおける
成績は123勝で日本における78勝より優れていました。その後多くの選手がMLBに
行きました。イチロー選手、田中将大選手、松井秀喜選手、ダルビッシュ有選手は記憶に新しいところでしょう。
しかし12月11日のドジャーズの発表には驚かされた人も多いと思います!大谷翔平選手の契約金は10年間総額7億ドル(145円換算で約1020億円)で、しかも10年後後払いというものでした。日本人投手の二桁勝利は決して珍しくありませんがホームラン王は日本人初めてです。更に二刀流!特にMLB打者はホームランを打たないと人気が出ません。日本であれだけ恐れられた松井秀喜選手もMLBでは中距離打者です。
それにしても大谷選手は大きい、身長193cm、体重95kgです。大谷選手の活躍が話題となった2023年でしたが日経平均は大納会で3万3464円を付け、年間で28.2%(7369円67銭)上昇しました。
日経平均のプラスは2年振りで上昇幅は歴代3位でした。5月に3万円台を回復した日経平均は11月にはバブル崩壊後の高値を付け、『兎は跳ねる』格言通りの兎年でした。
しかし米国ナスダック総合指数は44.2%の上昇となっており、まだまだ米国の好景気には及びません。2024年は辰年、相場格言に『辰巳天井(たつみてんじょう)』というのがあり辰年と巳年は株価が上昇すると言われています。空を駆ける龍のように玉をつかみに行けるでしょうか?大谷選手のように米国を驚かす好景気の1年でありたいものです。