11月22日はよい夫婦の日であると同時にショートケーキの日です。カレンダーを見ると22日の上は15日で15(いち、と、ご、でイチゴ)イチゴが上に載っているということでショートケーキの日ということになりました。従って毎月22日はショートケーキの日という事になります。
1963年11月22日ダラスで、米国第35代現役大統領ジョン・F・ケネディ氏が市内をパレード中に銃撃され死亡しました。46歳の若さでした。犯人はリー・ハーヴェイ・オズワルドでしたが、逮捕の3日後にジャック・ルビーによって射殺されました。
膨大な捜査資料は50年後に公開されるとの約束で、徐々には公開されていますが実際のところ何が原因なのか未だはっきりしません。ケネディ家は大統領の暗殺をはじめとして一族に次々と悲劇が起こり「ケネディ家の呪い」と言われています。

ところでケネディ大統領の最大の功績?は第三次世界大戦を回避したことでしょう。キューバ危機と言われているこの事件は、ご存知のように1962年10月から11月にかけてソビエト連邦がキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚し、米国がカリブ湾でキューバの海上臨検を実施、核戦争寸前までいった事件のことです。米ソの話し合いにより事なきを得ましたが、これ以降米ソ間にはホットラインが設置されました。戦後17年、正に一触即発の事件でした。
高市新内閣が発足して一ヶ月が過ぎました。物価対策を前面に押し出し国会討論が進んでいますが現状の円安を円高に進めれば物価の値上がりは止めることができると言われています。それには政策金利を上げるしかないというのが大方の意見です。実際日銀の植田総裁がそれらしい発言をすると、市場は敏感に反応しますが、それはその時だけでありたいした効果はないのが現状です。年内の利上げがあると言われていますがまだはっきりしたことはいえません。
物価問題もそうですが、国会の質疑応答で高市総理の発言した台湾問題に中国が敏感に反応し外交問題が慌ただしくなっています。魚介類の輸出、旅行の制限、コンサートの禁止等を矢継ぎ早に打ち出してきています。このままいってレアアースにも制限がかかると日本の各メーカーは大打撃です。尖閣の問題の時にも同じようなことがあり中国依存のレアアース比率を減らす努力はしてきたようですがなかなか進まず現在に至っています。

日本と中国の間にも米ソのように防衛ホットラインはありますが、これはあくまで軍事的なことであり経済的なことには及びません。しかもこのラインはまるで機能せず、これだけ軍事緊張が高まる中、開設から一度しか使われたことがありません。今回の経済的な問題もホットラインのように首脳同士で話し合い、なんとか解決できないものでしょうか。困っているのは日本の企業だけではなく、日本へ進出してきている中国資本の観光事業も客足が途絶えて困っているようですから!

